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昭和28(あ)139 関税法違反、外国為替及外国貿易管理法違反

裁判所

昭和28年7月30日 最高裁判所第一小法廷 判決 棄却 福岡高等裁判所

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525 文字

主文 本件上告を棄却する。当審における訴訟費用は被告人の負担とする。理由 弁護人神尾弌春の上告趣意第一は、憲法三八条三項違反をいうが同条項において被告人本人の自白に補強証拠を必要としている趣旨は、被告人の主観的な犯罪自認の供述があつても、それが客観的に犯罪が全然実在せず全く架空な場合があり得るから、主として客観的事実の実在については補強証拠によつて確実性を担保することを必要としたものと解されることは当裁判所屡次の判例である。そして、本件においては、原判決の是認した第一審判決挙示の被告人の自白とその他の証拠と相侯つて全体として本件犯罪事実を肯認することができるから、被告人の主観的な知情の点について、仮りに特に補強証拠がなくとも(本件については知情の点についても相被告人Aの供述調書その他で窺い知ることができる。)、所論の違法があるとはいえない。同第二点は、量刑不当の主張であつて、上告適法の理由にならない。、また記録を調べても刑訴四一一条を適用すべきものとは認められない。よつて同四〇八条、一八一条により裁判官全員一致の意見で主文のとおり判決する。昭和二八年七月三〇日最高裁判所第一小法廷裁判長裁判官斎藤悠輔裁判官真野毅裁判官岩松三郎- 1 -

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