昭和38(オ)473 損害賠償請求

裁判年月日・裁判所
昭和39年11月24日 最高裁判所第三小法廷 判決 棄却 東京高等裁判所
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【DRY-RUN】主    文      本件上告を棄却する。      上告費用は上告人の負担とする。          理    由  上告人の上告理由第一点、第二点(二)ないし(四)、第四点について。  論旨がそ

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判決文本文1,254 文字)

主    文      本件上告を棄却する。      上告費用は上告人の負担とする。          理    由  上告人の上告理由第一点、第二点(二)ないし(四)、第四点について。  論旨がそれぞれ指摘する原判示事実の認定判断は、原判決挙示の証拠関係に徴す れば正当として是認し得られる。論旨は、いづれも、原審が適法に確定した事実と 相容れない事実を主張して、原審の専権に属する証拠の取捨判断及び事実の認定を 非難するに帰着するものであり、所論違憲の主張も、右非難の事由とするところを 前提とし、前提において既に失当とすべきものであるから、すべて、採用し得ない。  同第二点(一)について。  所論甲八号証は、元来上告人が真正に成立したものとして提出しているのである。 したがつて、被上告人がその一部分の成立を争つたにも拘らず、原審がこれを成立 に争いがないとしたにしても、この判断は、却つて上告人に有利なものであつて、 不利益なものとはいえない。かかる自己に有利な原審の判断に誤りがあるとし、こ れに立脚して原判決を非難することは、上訴の利益を欠くものであつて、原判決の 破毀を求める理由とならない。  論旨は、採用し得ない。  同第三点(一)について。  論旨は、結局、第一審の訴訟手続の違法を理由として原判決を非難するにある。  しかしながら、第一審訴訟手続の違法を理由として上告をなすことは許されない ところである(最高裁昭和二七年一〇月二一日第三小法廷判決、民集六巻九号八四 三頁参照)から、論旨は、採用し得ない。  同第三点(二)について。 - 1 -  適法な呼出を受けながら、当事者双方が判決言渡期日に出頭しない場合に、言渡 が延期され次回の期日が指定告知されたときは、その新期日につき告知の効力が生 ずることは当裁判所の判例とするところである(最高裁昭和三二年二月二六日第三 当事者双方が判決言渡期日に出頭しない場合に、言渡 が延期され次回の期日が指定告知されたときは、その新期日につき告知の効力が生 ずることは当裁判所の判例とするところである(最高裁昭和三二年二月二六日第三 小法廷判決、民集一一巻二号三六四頁参照)。されば、論旨は採用し得ない。  同第三点(三)について。  所論裁判長の認印欠缺の事迹は、記録上これを認めることができないから、その 事迹あることを前提とする論旨は、前提において既に失当である。  よつて、民訴四〇一条、九五条、八九条に従い、裁判官全員の一致で、主文のと おり判決する。      最高裁判所第三小法廷          裁判長裁判官    石   坂   修   一             裁判官    五 鬼 上   堅   磐             裁判官    横   田   正   俊             裁判官    柏   原   語   六             裁判官    田   中   二   郎 - 2 -

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