昭和33(あ)2497 覚せい剤取締法違反

裁判年月日・裁判所
昭和34年2月25日 最高裁判所第三小法廷 決定 棄却 東京高等裁判所
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【DRY-RUN】主    文      本件上告を棄却する。          理    由  弁護人真室光春の上告趣意について。  所論は、原審が弁護人真室光春に控訴趣意書を差し出すべき最終日を通知しなか つたこと

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判決文本文952 文字)

主    文      本件上告を棄却する。          理    由  弁護人真室光春の上告趣意について。  所論は、原審が弁護人真室光春に控訴趣意書を差し出すべき最終日を通知しなか つたことを違法とし、右訴訟法違反のあることを前提として憲法三七条三項、同三 二条違反を主張する。しかし、原審において被告人は、弁護人として真室光春、中 野博義、猪股喜蔵を選任した上、中野博義を主任弁護人と指定し書面をもつてこれ を原審に届け出たこと記録上明らかである。されば、原審が他の弁護人を代表する 主任弁護人たる中野博義に控訴趣意書提出最終日の通知をした以上、弁護人真室光 春に右通知をしなかつたとしても、刑訴規則二三六条による弁護人への通知を欠く ものではなく、また右規則二三六条にいわゆる控訴申立人には、控訴申立をした第 一審弁護人を含まないものと解すべきであるから(昭和二六年(あ)二二一七号同 二七年一〇月二三日第一小法廷決定、最高裁判所判例集六巻九号一一一八頁、昭和 二八年(あ)三七〇三号同三〇年五月一一日第二小法廷決定、最高裁判所裁判集刑 事一〇五号一九七頁参照)、この点についても原審に右規則二三六条違反はない。 それゆえ、訴訟法違反を前提とする所論違憲の主張は採るをえない。  被告人Aの上告趣意は、事実誤認、訴訟法違反、量刑不当の主張であつて、刑訴 四〇五条の上告理由に当らない。  また記録を調べても同四一一条を適用すべきものとは認められない。  よつて同四一四条、三八六条一項三号により裁判官全員一致の意見で主文のとお り決定する。   昭和三四年二月二五日      最高裁判所第三小法廷 - 1 -          裁判長裁判官    島           保             裁判官    河   村   又   介             裁判官    垂  所第三小法廷 - 1 -          裁判長裁判官    島           保             裁判官    河   村   又   介             裁判官    垂   水   克   己             裁判官    石   坂   修   一 - 2 -

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